冨永愛、大飯原発再稼働に疑問…「異常だよ」
モデルの冨永愛が、自身のツイッターで関西電力の大飯発電所再稼働について疑義を呈している。
冨永は今月3日の「大飯原発、なんで再稼働する前に活断層を改めて調査しなかったのか。資料を無くしたとかありえないし。異常だよ」とのツイートを皮切りに、原発の是非についてフォロワーと積極的に意見交換。その中で「そもそも、贅沢な生活を求めて来たから原発が必要になったわけで、責任は自分達にもあるが、今の時代贅沢という観念は昔とは違うはず」と持論を展開した。
だがその後、4日に関西電力は大飯原発への送電を開始すると発表。5日には事故調査委員会が福島第一原発事故について「人災」と断定する最終報告書を提出したとの報道が流れた。
後者について冨永は「わかってた事をやっと言ったって感じだね。ただ津波ではなく地震で電源が落ちた可能性というところが重要。地震対策もできてなかったとしたら、他の原発は?安全対策の疑問」とつぶやき、7日には「調査報告書が出る直前の大飯原発再稼働に不自然さを感じずにはいられない」とコメントした。
著名人の原発をめぐっての発言では、先日宇多田ヒカルが「賛成か反対かっつったら反対だけど、反対活動をすることはないと思う。代替エネルギーの開発にはすごく興味があります。将来自分が住む家は自家発電とかでがんばってみたいな」「大停電かメルトダウンかだったら私は大停電の方がまだいいや」とツイートしたことも話題になった。(編集部・福田麗)