上映時間6時間39分の映画『ジョルダーニ家の人々』公開決定!
上映時間6時間39分の映画『ジョルダーニ家の人々』が、7月21日より岩波ホールで公開されることが決まった。
『ジョルダーニ家の人々』は、2010年にイタリア・フランス合作で製作された大長編映画。ローマに暮らすジョルダーニ一家が三男の不慮の死をきっかけに、それぞれが心に秘めた問題や困難に向き合い始める姿を描く、『輝ける青春』に続くイタリアの大河ドラマだ。『湖のほとりで』が高く評価されたサンドロ・ペトラリアと、ステファノ・ルッリが脚本を務める。
本作が公開される岩波ホールは、日本で初めて各回完全入れ替え制・定員制を実施し、予告編上映の際に企業コマーシャルを流さない、予告された上映期間の途中打ち切りを行わないなどの原則をもって映画上映を続けてきた。『ファニーとアレクサンデル』(5時間11分)や『輝ける青春』(6時間6分)など数々の大長編映画を上映してきた実績もある。
観客が一日中一つの映画館のスクリーンに向かうというまたとない経験ができる絶好の機会を生かして、この夏は岩波ホールでイタリアの大河ドラマの感動に身も心も委ねてみてはどうだろうか。(編集部・市川遥)
映画『ジョルダーニ家の人々』は7月21日より岩波ホールにて公開