マイケル・ジャクソンさん「BAD」の新作ドキュメンタリー映画が制作中!監督はスパイク・リー!
マイケル・ジャクソンさんのアルバム「BAD」のリリース25周年を記念したドキュメンタリー映画が現在制作中であると現地時間10日に発表された。監督を務めるのは、過去にマイケルさんのショート・フィルムを手掛けたこともある映画監督のスパイク・リーだ。
マイケルさんのアルバム「BAD」は、現在までに累計4,500万枚を売り上げている大ヒット作で、グラミー賞をはじめとする数々の賞を受賞。同アルバムを引っ提げたワールド・ツアーは16か月・123公演にわたって行われ、観客動員440万人以上という驚異的な記録をマークしてギネスブックの記録を3項目も塗り替えた。本作はそんなエポックメイキングな作品の舞台裏に深く迫った映像作品になる。
リー監督は制作発表に際して「僕はマイケル・ジャクソンの大ファンというだけでなく、彼と知り合い、一緒に作品を作る機会も得ることができて、彼の遺(のこ)してくれたものに深い思い入れを持っている。このプロジェクトで『BAD』が彼のキャリアの中でいかに大きく重要な転機だったのかを解明し、アルバムと、それに伴うショート・フィルムのメイキングやツアーにまつわる、このまま明かされることもなかったかもしれない、感動の逸話の数々を発掘することができたと思う」とコメントしている。
ソニー・ミュージックとマイケル・ジャクソン・エステートによると、すでにカニエ・ウェスト、マライア・キャリー、シーロー・グリーン、そしてワールド・ツアーでバック・シンガーを務めたシェリル・クロウなどのインタビューは収録済み。最終的にはマーティン・スコセッシ監督など、総勢40名以上が登場することになるという。
同作は「BAD」25周年記念プロジェクトの一環であり、今年9月には未発表の音源やライブ映像を収録した記念盤も発売予定。新情報はドキュメンタリー映画のものも含め、ソニー・ミュージック、ならびにマイケル・ジャクソン・エステートから随時発表される見込みだ。(編集部・福田麗)
CD「BAD25周年記念デラックス・エディション」は9月19日発売 価格未定 ほか複数仕様あり