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『告白』から貞子まで 橋本愛、「芸能界はいつやめてもいいと思っていた」

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橋本愛
橋本愛

 女優・橋本愛が、第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が映画化した『桐島、部活やめるってよ』で群像劇に挑戦し、女優業に目覚めたことを明かした。

映画『桐島、部活やめるってよ』橋本愛インタビュー写真ギャラリー

 映画『告白』で注目を浴び、『貞子3D』では貞子役に挑戦、8月4日には主演映画『Another アナザー』の公開も控える橋本。だが、意外にも芸能界は「自分で望んで入った世界ではない」と話す。ずっと「いつやめてもいい」という気持ちでいたという橋本は、『桐島、部活やめるってよ』で同年代の俳優である神木隆之介大後寿々花たちと共演し、彼らの仕事に真摯(しんし)に取り組む姿勢を見て、自分も「こうならなきゃ!」と女優魂に火が付いた。

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 橋本は「みんなが主役なので、その中で自分をどう際立たせていくかが難しかった」と本作での苦労を振り返る。しかし、同年代が集まった撮影はまるで学校に通うかのように楽しかったそうで、自身の学生生活まで振り返り、バドミントン部に所属し、キャプテンに憧れていたことを告白。「頼りになる先輩で、腕もよくて、尊敬して目標にしていました」と明かした。

 『桐島、部活やめるってよ』は、学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、少しずつ校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていくさまを描いた作品。橋本は「桐島の存在に振り回されながらも、いろいろな人物の視点から揺れ動く心が描かれている面白い作品です」とアピールした。(福住佐知子)

映画『桐島、部活やめるってよ』は8月11日より新宿バルト9ほかにて全国公開

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