「モダン・ファミリー」のメイン・キャスト ギャラアップを要求し、初日の台本読みをボイコット
テレビドラマ「モダン・ファミリー」のメイン・キャストが第4シーズンの初日の台本読みに姿を見せなかったという。
今や大人気ドラマとなった「モダン・ファミリー」だが、放送開始当時、名の知れた俳優はエド・オニールで、彼だけが1エピソードあたり10万ドル(約800万円)のギャラをもらっていたとE!Onlineは報じている。その他のキャストは大体が6万ドル(約480万円)だったらしいが、ドラマは大ヒットとなり、ソフィア・ヴェルガラがAskMen.comが行ったアンケートで世界で最も魅力的な女性に選ばれるなど注目度は増すばかりだった。
そこで、メイン・キャストのタイ・バーレル、ソフィア、ジェシー・タイラー・ファーガソン、ジュリー・ボーウェン、エリック・ストーンストリートは、スタート時に2016年までの出演契約書にサインをしたが、ドラマの成功を受け、出演料のアップを求めて訴訟を起こした。
彼らが契約書にサインをしたのは2008年で、カリフォルニア州では7年以上の人的役務契約はしてはならないことになっている。彼らの契約は7年を超えるため、もともとの契約を無効にするよう裁判所に申請したとWENN.comは報じている。
プロデューサーたちは、出演料を1エピソードごとに15万ドル(約1,200万円)にアップすることを申し出たらしいが、彼らはこのオファーを退けたとのこと。E!Online.comによると、全員、1エピソードにつき約20万ドル(約1,600万円)を求めているらしい。エド・オニールの出演契約はほかのキャストとは違う形態のため、訴訟には参加していないものの、キャストの一体感を示すため、台本読みを一緒にボイコットしたという。(澤田理沙)