『007』ジェームズ・ボンド、ロンドン五輪開幕式に登場!エリザベス女王と共演!
映画『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンドが、現地時間27日に行われたロンドンオリンピック開会式に登場した。ボンドがエリザベス女王2世と共にオリンピックスタジアムの上空からパラシュートで舞い降りてくるという、映像と実際のスタントを融合した演出だ。
以前よりボンドが開幕式に登場するとのうわさはあったものの、トップシークレットとして扱われ、確かな情報は明らかにならず。それだけに開幕式で映像が流され、バッキンガム宮殿に止まった一台の黒い小型車からダニエル・クレイグふんするジェームズ・ボンドが現れた瞬間には大きな歓声が沸き起こった。
エリザベス女王2世と共にヘリコプターに乗り込み、一路開幕式の会場へと向かう……という映像を世界中が見守っていると、突如スタジアム上空にさっきまで見ていた映像から抜け出てきたかのような一機のヘリコプターが登場。再び映像に戻ると、何とエリザベス女王、続けてボンドが上空に飛び出し、実際のスタジアム上空にも二つのユニオンジャック柄のパラシュートが舞った。
オリンピック開幕という歴史的なミッションの完了を告げるかのように場内には『007』のテーマが響き渡り、スタジアムからは割れんばかりの歓声や拍手が。同開幕式の芸術監督を務めたのは映画監督のダニー・ボイルであり、モニター映像を組み合わせた演出はまさに彼の手腕が存分に生かされたものとなった。
ロンドンオリンピック・イヤーの今年は、エリザベス女王2世の即位60周年であると同時に、『007』シリーズ50周年の記念すべき年でもある。今年12月にはシリーズ最新作『007 スカイフォール』が公開されるが、それに先駆け、ロンドンオリンピック開幕式という大舞台でジェームズ・ボンドの活躍を見られたことを喜ぶファンは多いに違いない。(編集部・福田麗)
映画『007 スカイフォール』は12月1日より全国公開