「THE KILLING ~闇に眠る美少女」が第2シーズンで打ち切り
テレビドラマ「THE KILLING ~闇に眠る美少女」が第2シーズンでキャンセルされることが発表された。
「いろいろと検討した結果、『THE KILLING ~闇に眠る美少女』の第3シーズンは放送しないことを決定しました」と放送局のAMCは発表し、このドラマのすばらしさを称え、才能ある製作スタッフと一緒に仕事をできたことを幸運に思うとコメントをしている。
Hollywood Reporterによると、同ドラマを製作しているFOX TVは、今後、ほかのテレビ局を探して製作を続けていくことを希望しているとのこと。「FOX TVは『THE KILLING』をとても誇りに思り、このドラマを担当している才能ある脚本家とスタッフは、テレビ界で最も優秀なチームの一つです。今後はこのドラマのための新たな住まいを探していきます」とコメントを出した。
「THE KILLING ~闇に眠る美少女」は誰が17歳の美少女ロージー・ラーセンを殺したのかを捜査するサスペンスドラマ。複雑な人間関係と誰もが容疑者の可能性があるというストーリーで人気を集めたが、第1シーズンで事件が解決しなかったため視聴者が離れ、第2シーズンの視聴率は低かったという。ドラマは今のところキャンセルということになったが、ロージー殺人事件は第2シーズンの最後で完結しているため、ファンは一安心だろう。プロデューサーたちによると、当初から2シーズンで事件を解決させる予定で、キャンセルになったからストーリーを変えたわけではないという。(澤田理沙)