ギャラアップを要求していた「モダン・ファミリー」のキャスト 大幅アップで仕事に復帰
テレビドラマ「モダン・ファミリー」のメインキャストがギャラアップを求めて台本読みをボイコットした件で、製作側が俳優たちの要望を聞き入れ、大幅に出演料をアップすることになったという。
放送がスタートしたころ、タイ・バーレル、ソフィア・ヴェルガラ、ジェシー・タイラー・ファーガソン、ジュリー・ボーウェン、エリック・ストーンストリートは、ほとんど名前が知られていなかったため、1エピソードの出演料は約65,000ドル(約520万円)だったらしい。その後、ドラマが大ヒット。キャストは最初の出演契約をなんとか白紙に戻そうとし、7年以上の人的役務契約は違法とするカリフォルニア州法を持ち出し、訴訟を起こしていた。
WENN.comによると、キャストは1エピソードにつき17万ドル(約1,360万円)から18万ドル(約1,440万円)をもらうことで合意したとのこと。当初は20万ドル(約1,600万円)求めていると報じられていたが、落ち着くところに落ち着いたという感じなのだろう。
これで製作側も一安心かと思いきや、今度は子役たちもギャラアップを要求する予定らしい。ファミリードラマであるため、4人の子役たちは大人たちと同じくらい撮影時間を費やしているが、子どものため出演料は安い。子役たちのエージェントはメインキャストのように一致団結して交渉に臨む可能性もあるとHollywood Reporter.comは報じている。(澤田理沙)