『ダークナイト ライジング』抑え『海猿』がV3の圧倒的強さ!早くも動員250万人突破!
映画週末興行成績
ロンドンオリンピックが開幕し、映画の興行収入への影響もささやかれた今週のランキングだが、ふたを開けてみれば3週連続首位の『BRAVE HEARTS 海猿』が驚異的なペースを維持し、累計動員299万4,459人、累計興収38億1,686万2,250円と早くも動員250万人、興収35億円を突破した。
『海猿』超えはならず!映画『ダークナイト ライジング』写真ギャラリー
2位には『ダークナイト ライジング』が初登場。全国546スクリーンで公開され、土日成績は動員26万9,170人、興収3億7,202万4,700円。金曜日の先行上映分を合わせたオープニング3日間の成績は動員33万1,668人、興収4億5,518万800円と大ヒットスタートとなった。
続く3位には、テレビアニメ化10周年を記念し、原作者の岸本斉史が企画・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた劇場版第9弾『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』がランクイン。全国262スクリーンで公開され、土日成績は動員25万4,025人、興収3億208万500円を上げた。男女比は42対58で、年齢別では16~19歳が32.1パーセント、20代24.8パーセントとなった。
公開2週目の『おおかみこどもの雨と雪』は4位で、累計動員が80万4,359人、累計興収が10億2,165万4,000円と累計興収10億円を突破。5位の『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ』は、157万4,266人、16億3,408万1,400円で、累計動員150万人、累計興収15億円を突破した。
関ジャニ∞がコンサートで演じる人気戦隊キャラクターの映画化『エイトレンジャー』は6位初登場。全国155スクリーンの公開で、土日成績は動員12万2,160人、興収1億5,783万6,200円。男女比は4対96と女性客が圧倒的で、20代が客層の31パーセント。公開3週目の『ヘルタースケルター』は7位だが、動員91万8,843人、興収12億442万6,380円と累計興収12億円を突破。そして8位『メリダとおそろしの森』、9位『アメイジング・スパイダーマン』、10位『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』、11位『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』と続く。
今週末は『マダガスカル3』『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』『アナザー Another』『コードギアス 亡国のアキト/第1章 翼竜は舞い降りた』『ラ・ワン』『かぞくのくに』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』『セブン・デイズ・イン・ハバナ』『トガニ 幼き瞳の告発』『ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~』『あの日 あの時 愛の記憶』『画皮 あやかしの恋』『怪談新耳袋 殴り込み!劇場版<北海道編>』『ハーフ・デイズ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)