入江選手と熱戦したメダリストのロクテ選手の両親、借金を返済できず家を失う危機

　先日のロンドン五輪競泳・男子200メートル背泳ぎ決勝で入江陵介選手と熱戦を繰り広げたことが記憶に新しい、競泳アメリカ代表ライアン・ロクテ選手が、思わぬ騒動に巻き込まれていることがわかった。彼の両親が借金を返済できないため、フロリダにある家を手放さなければならなくなったという。

　TMZ.comによると、ロクテ選手の両親であるスティーブンさんとアイクさんは2007年、フロリダに一軒家を購入。25万8,000ドル（約2,064万円）の住宅ローンを組んで、月に約1,600ドル（約12万8,000円）ずつ返済していくプランを立てたが、なぜか支払いを2011年2月にストップ。現在の時点で利子も含めると借金は24万2,239ドル（約1,937万9,120円）に膨れ上がってしまった。（1ドル80円計算）

　銀行は抵当に入っている彼らの家を回収するつもりだというが、それだけでは借金を全て返済することはできないため、ロクテ夫妻は差額も支払う必要があるとのこと。

　先日には、母親のアイクさんがロクテ選手について「わたしの息子は忙しく飛び回っているので、一人の女性とちゃんとした関係をもつことができないんです。だから一晩限りの付き合いをしています」とコメントし話題になっていた。彼の現在の活躍は、元水泳選手である両親の指導のおかげともいえるかもしれないが、最近はその両親に振り回されることが多いようだ。

　ロクテ選手は、現在開催中のロンドン・オリンピックで2個の金メダルを含む合計5個のメダルを獲得。オフィシャルホームぺージによると、彼がこれまでオリンピックで獲得したメダルの総数は11個である。（編集部・市川遥）