マドンナ、脅迫される!アメリカ当局が異例の厳戒態勢へ
さまざまなところで論議を巻き起こしているマドンナがロシアで行うコンサートについて、アメリカ当局が警戒を呼び掛けている。当局側に同コンサートで肉体的な暴力に訴えるとの脅迫があったといい、そのことを受けての異例の厳戒態勢だ。
The Hollywood Reporterによると、在ロシアのアメリカ大使館ならびに総領事館は現地時間7日、今月7日と9日に予定されているマドンナのコンサートに行こうと考えている現地のアメリカ人に、肉体的暴力に訴えるとの脅迫があった旨を伝える警告を発した。同時に、アメリカとして両コンサートの警備を強化する方針を打ち出した。
脅迫の詳しい内容は明かされていないものの、標的にマドンナ本人と観客が含まれているとのこと。当局側は、ロシアの警察と協力した上で警備にあたることを発表しており、異例の厳戒態勢の中でコンサートが開催されることになる。
今回のツアー中、マドンナは、鉤(かぎ)十字のイメージを使用した演出で論議を巻き起こしたほか、先月パリで行われた追加公演ではたった45分しかパフォーマンスを行わなかったことで観客からブーイングを受けたことが話題になった。(編集部・福田麗)