鬼嫁に殺される!『トータル・リコール』ケイト・ベッキンセイルが夫を絞め上げる迫力の本編映像公開
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の名作SFアクションをリメイクした映画『トータル・リコール』の本編映像が一部公開され、ケイト・ベッキンセイル演じる主人公の妻ローリーの恐ろしすぎる鬼嫁ぶりが明らかになった。
特に怖いのはその目つき。コリン・ファレル扮(ふん)する夫ダグラスが、人工記憶を買うことができる「リコール社」で警察に逮捕されそうになったと報告すると、「あら、とんだ災難ね。かわいそうに」といわんばかりに動揺する夫を抱擁して慰めるのだが、だんだんと鋭い目つきに変わっていくローリー。
実はダグラスの首を絞めている! という恐ろしいシーンで、ローリーの腕を解こうとするダグラスともみ合いに。窓ガラスにヒビが入るほどのアクションへと突入していく。その後ローリーは、細身の体から重々しいパンチを繰り出し、夫を殴りまくり! 約1分間の貴重な本編映像から本作の迫力あるアクションシーンを垣間見ることができる。
メガホンを取ったレン・ワイズマンとは私生活で夫婦のケイトだが、「夫から“鬼嫁”役をキャスティングされたときは、ちょっとムッとしたわ(笑)。わたしが『オーディションを受けようか』って言ったら、レンが『君のはもう済んでるよ』って!」というキャスティング秘話をポロリ。それでも、初めての悪役に「とても楽しかった」とケイトは顔をほころばせた。
本作は、人の記憶を簡単に売買できる近未来を舞台に繰り広げられるSFアクション大作。原作はフィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」で、『ダイ・ハード4.0』などのレン・ワイズマンがシュワちゃん版オリジナルのリメイクを手掛けた。コリン、ケイトのほか、ダグラスの記憶の鍵を握る女性役のジェシカ・ビールやビル・ナイが出演している。(編集部・小松芙未)
映画『トータル・リコール』は8月10日より丸の内ピカデリーほか全国公開