現代人は個人情報の扱いに敏感だけど、監視社会にはうとい? 意識調査で明らかに!
『M:i:III』のJ・J・エイブラムスと『ダークナイト ライジング』のジョナサン・ノーランがタッグを組んだ話題のサスペンスドラマ「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」の日本上陸を記念して、個人情報について意識調査したところ、アンケート等の登録するたびに個人情報が流出しないか気になるという人が、7割いることが明らかになった。(8月7日時点)
本作は、最先端の監視システムを駆使して犯罪を予見し、未然に防ごうとする新感覚サスペンス。「LOST」『M:i:III』の仕掛け人J・J・エイブラムスが製作総指揮を務め、『ダークナイト ライジング』『プレステージ』の脚本家ジョナサン・ノーランが脚本を担当するという超話題作で、2011年の全米の新作ドラマの中では、ナンバーワンの反響を呼び起こした。
近年話題になっているのが、個人情報の流出。調査によると、「アンケート等で登録するたびに、個人情報が流出しないか気になる」という問いに対して「はい」と答えた人が7割もいることがわかった。本作では、全ての市民のメールや携帯電話を政府が監視するという設定になっているが、もし自分の個人情報が流出していたらやはり怖いもの。しかし、「電話による通話中の雑音が盗聴に思える」や「防犯カメラをつい意識してしまう」という問いに「はい」と答えた人は5割以下で、デジタル化社会についてさほど警戒する人は多くないようだ。
とはいえ、本作は911の同時多発テロ後、再発防止のためにアメリカで愛国者法が成立したことを基に作られたストーリー。もし本作のように情報が全て第三者に知られていたら? そんな想像をしながら観ると、よりリアルなスリルを楽しめるはずだ。(山元優)
「PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット」字幕版は、8月19日よる9:00ほかよりAXNにて放送
吹替版は8月24日よる11:00ほかよりAXNにて放送