息子を亡くしたばかりのスタローン、がんの妹が危篤状態に あいつぐ悲劇
がんに侵され闘病中と報じられていた俳優シルヴェスター・スタローンの妹が病院に搬送され、危篤状態にあることがわかった。スタローンは先月13日に、息子セイジ・スタローンさんを亡くしている。
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危篤状態にあるのは、スタローンの母親ジャッキーさんと再婚相手との間の娘で、スタローンにとって異父妹にあたるトニ・アン。48歳というアンは、以前からがんと診断され、米カリフォルニア州サンタモニカで母ジャッキーさんと共に暮らしていた。2週間前に状態が悪化し病院に搬送されたという。
ジャッキーさんはNew York Post紙に「孫を失ったばかりなのに、あんまりです。トニ・アンの状態は良くありません。彼女の肺がんはステージ4まで進行し、肝臓がんも患い、脳にまで転移しています」とコメント。医者も回復が見込めないと考えているといい、彼女を家に連れて帰りたいと語った。
トニ・アンは現在ほとんど意識がない状態。家族全員が回復を願っているというジャッキーさんは「わたしたちに今必要なものは奇跡です。 わたしは、奇跡があるとまだ思っています。彼女が起き上がって、すべて悪い夢だったとなるような奇跡を。彼女に最後のときまで家族といてほしい。横になって 彼女はとても美しいの。でも危篤状態にあるのよ」と悲痛な思いを語っている。
スタローンは現在、妻や娘たちと共にフランスに滞在しているとのこと。以前から、仕事の合間を縫ってはトニ・アンを夜通しで看病している様子が報じられていた。(BANG Media International)