『夢のチョコレート工場』メル・スチュアート監督が死去 83歳
映画『夢のチョコレート工場』のメル・スチュアート監督が現地時間9日夜、ロサンゼルスの自宅でがんのため亡くなった。83歳。National Postほか複数のメディアが報じた。
スチュアート監督は1928年ニューヨーク生まれ。1950年代に制作されたドキュメンタリーシリーズ「The 20th Century」のリサーチャーとしてテレビ業界に入り、その後長年の仕事のパートナーとなるデヴィッド・L・ウォルパーと共に映画やテレビ番組製作に関わっていった。
これまで監督や製作を含め約180作に関わってきたスチュアート監督の代表作は、ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『夢のチョコレート工場』。この映画には娘マデリン・スチュアートも生徒役のカメオで出演。同原作は、後にティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として再映画化されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)