オリンピックで復活のスパイス・ガールズ、ヴィクトリアは慌てて参加表明していた!
ロンドン五輪の閉会式で、大声援の中復活したスパイス・ガールズだが、ヴィクトリア・ベッカムだけが出演に難色を示し、全員をそろえるのは一苦労だったようだ。
「開会式と閉会式のプロデューサーであるダニー・ボイルは、1年半前からスパイス・ガールズの出演交渉を行っていました。彼女たちはイギリス音楽史上、最もポピュラーな女性バンドのタイトルを持っているので、彼女たちなしの閉会式は考えられなかったんです」と関係者はRadar Online.comに語っている。
ほかのメンバーは出演を承諾したが、ヴィクトリアだけはファッション・ブランドの仕事と母親業で忙しくてスケジュールが合わないと首を縦に振らなかったという。交渉が続く中、ほかのメンバーは一生に一度のチャンスのためヴィクトリアなしでもスパイス・ガールズを再結成し、閉会式に出ることを決断。それを知ったヴィクトリアはすぐに自分のスケジュールを調整し、出演可能だと返事をしたらしい。
「ヴィクトリアはファッション・デザイナーとして真剣に受け止めてもらいたいため、昔の自分とは距離を置きたいんです。でも、すばらしいパフォーマンスで出演したことにとても満足しているみたいです」と関係者は付け加えている。
無事に閉会式でのパフォーマンスを終えたヴィクトリアは、ステージ裏で5人で写した写真をツイッターに掲載し、「大成功! メンバーのみんな愛しているわ!」とツイート。「一晩、ポップスターになっちゃった!」とつぶやき、またメンバーそれぞれを愛しているとツイートし、最高の夜を過ごしたようだ。(澤田理沙)