関ジャニ∞大倉忠義が初単独主演!桐谷美玲と極上ラブストーリー
関ジャニ∞の大倉忠義が、中村航の同名小説を原作にした映画『100回泣くこと』で映画初単独主演を務めることが明らかになった。「僕自身、これほど深い恋愛ストーリーは初めての挑戦です」と語る大倉が、ヒロイン役の桐谷美玲と共にどうこのラブストーリーに取り組んでいくのか期待が掛かる。
映画『100回泣くこと』は、2002年にデビュー作「リレキショ」で第39回文藝賞を受賞した作家・中村航のロングセラー小説の実写化作品。『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一監督がメガホンを取り、バイク事故で記憶の一部を失った主人公・藤井と、病魔に侵されたヒロイン・佳美の切なくも美しいラブストーリーを描き出す。
本作の主演に抜てきされた大倉は、「素直にうれしいという気持ちとともに、原作・台本を読ませていただき“本当の愛”ということについて、改めて考えさせられました。主人公の繊細な心の移り変わりや葛藤を表現できればと思います」と決意のコメント。「廣木監督、共演者の方々、スタッフの皆さんにお力を借りながら、観に来てくださった方に何か“大切なメッセージ”を伝えられるすてきな作品になるように頑張ります」と張り切っている。
一方の桐谷は自身が演じる佳美という役柄について、「病気と必死に闘う姿、彼をいちずに思うけなげな姿、彼と一緒に過ごしているときのかわいらしい姿……どの姿も魅力的なキャラクターだなと感じました」と語り、その魅力を観客に伝えたいと意気込んだ。
二人のキャスティングは原作者のお墨付きで、中村は「真摯(しんし)でひたむきな大倉さんと桐谷さんに以前から注目していました。お二人を通した『100回泣くこと』を心から楽しみにしています」とのコメントを寄せている。『ソラニン』の高橋泉が脚本を務め、原作にはない設定へのアレンジもあるという本作で、大倉と桐谷の二人がどんなラブストーリーを紡ぎ出すのかも注目だ。撮影は8月末から始まり、約1か月ほどを予定している。(編集部・市川遥)
映画『100回泣くこと』は2013年全国公開