柴咲コウ&赤西仁のハリウッドデビュー作『47RONIN』がまたも公開延期!日本公開日は未定
キアヌ・リーヴス主演で「忠臣蔵」をハリウッドリメイクした映画『47RONIN』の公開がまたも延期されたことが明らかになった。新たな北米公開日は来年のクリスマスシーズン。日本公開日は未定となっている。
Deadline.comによると、今回の延期は再撮影とVFXの調整が理由。ロンドンを拠点に撮影や編集作業を行なっている本作は今年4月にも同様の理由で公開延期が発表されており、今回の再延期には先日まで開催されていたロンドンオリンピックの影響もあるとのこと。加えて、関係者の間で本作の評判があまり芳しくなく、そのことも影を落としているのではないかとうわさされている。
日本での公開は当初今年12月とされていたが、今年4月の延期発表に伴い、白紙に。現在のところは未定となっているが、今回の再延期の影響が出ることは確実だ。
本作は、ユニバーサル・ピクチャーズが企画した「忠臣蔵」のハリウッドリメイク。主演をキアヌ・リーヴスが務めているほか、日本から真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子、赤西仁といった俳優陣が出演することも話題になった。
カール・リンシュ監督はこれが長編映画第1作となるが、『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督が映像センスを高く評価していることでも知られており、その才能は折り紙つき。脚本は映画『ウォンテッド』『ワイルド・スピード』シリーズのクリス・モーガンが担当している。
日本で「忠臣蔵」といえば、やはり年末の時期がよく似合う。話題性はすでに十分な作品だけに、ブラッシュアップされた作品が楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki、編集部・福田麗)