織田裕二、「踊る」にさよなら宣言!感無量の涙!
23日、東京国際フォーラムで行われた『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』完成披露試写会で、織田裕二が「踊る大捜査線」シリーズの終了を宣言した。
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』写真ギャラリー
この日、4,000人のファンの前で、上映前、上映後、2回の舞台あいさつを行った織田。サプライズで行われた上映後の舞台あいさつでは、観客のボルテージも最高潮。最後のあいさつを求められた織田は、「後悔はないです。本当に終わりです。観客の皆さんと一緒に映画を観て、終わるんだなって整理が付きました。始まったんで、終わります。でもいつでも本当に会いたくなったら、観てください。『踊る』の世界をこれから皆さんで、祭りにしてください。おっきな花火にしてください」。織田は、涙を浮かべてそう観客に語りかけた。
キャストもお祭りを楽しんでいる様子が印象的だった完成披露試写会。小栗旬と小泉孝太郎が突然駆け出し、会場に花火のように打ち上げられた『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』と書かれた黄色いテープを拾い上げると、伊藤淳史、水野美紀、深津絵里もこれに追随して黄色いテープをゲット。最後に織田も駆け出し、黄色いテープを懐に納めた。
会場を後にするときも観客に向け、マイクなしで「ありがとうございました!」と頭を下げた織田。15年の歴史に終止符を打つ『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』では、織田演じる青島俊作、柳葉演じる室井慎次を中心に描かれてきた所轄と官僚の対立、青島と深津演じる恩田すみれの友達以上恋人未満の関係なども、完結に向かっていく。舞台あいさつでがっちりと握手を交わした織田と柳葉の姿、7年ぶりの登場で観客を沸かせた水野の姿も、シリーズの完結を物語った。(編集部・島村幸恵)
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開