新生『スーパーマン』感動的な特報公開!クリストファー・ノーラン×ザック・スナイダーがイメージ一新!
映画『ダークナイト』のクリストファー・ノーランが製作、『ウォッチメン』のザック・スナイダーが監督を務め、伝説的アメコミヒーロー『スーパーマン』をスクリーンに復活させる映画『マン・オブ・スティール』から、ヒューマンドラマを思わせる特報が公開された。
本作の原作は、崩壊寸前の惑星クリプトンから父の手で地球に送り出され、地球人の夫婦に育てられたヒーローの活躍を描いた、スーパーヒーローの元祖ともいわれる人気コミック。これまでアニメ、ドラマ、映画などで幾度となく映像化され、特に1978年、クリストファー・リーヴが主演したリチャード・ドナー監督版は名作の誉れ高い。
公開された特報映像は、ヒーロー映画のイメージを覆すヒューマンドラマのようなテイスト。大抜てきとなったイギリス人俳優ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンの成長と自分探しの旅の様子が、情緒的な映像と切ないメロディーで描かれている。
また特報は2つのバージョンが用意されており、一方はケヴィン・コスナー演じる育ての親ジョナサン・ケントが、もう一方はラッセル・クロウ演じる実の父ジョー=エルが息子に語り掛ける内容になっている。ジョナサンは「善と悪、どちらの道を選ぼうとも、お前は世界を変える」と強大な力を持つことの意味を問い掛け、ジョー=エルは「お前は人々の希望になる」とヒーローとしての宿命を諭すものになっており、一人の青年として悩み、成長するスーパーマンの姿が描かれることを予感させる。ノーランによる重厚なストーリー構成と、スナイダー監督による斬新な映像美の融合に期待が高まる。
また、これまで全身タイツだったコスチュームもイメージを一新。重厚でよろいのような素材に色は深みのあるダークブルー、胸に輝くおなじみ「S」マークもより立体的なデザインとなり、鋼鉄の男(マン・オブ・スティール)であることを感じさせるものとなった。特報のラスト、空へと上昇していくスーパーマンの姿は高揚感を覚えること必至。およそ1年後の公開を楽しみにしたい。(編集部・入倉功一)
映画『マン・オブ・スティール』は2013年夏全国公開予定