生田斗真、3年半ぶりの連ドラ主演!高知・四万十川を舞台にした21世紀の「白線流し」!
俳優の生田斗真が、10月スタートのテレビドラマ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」で3年半ぶりに連続ドラマ主演を飾ることが明らかになった。同作は、高知県・四万十川を舞台にした青春群像劇であり、同じフジテレビ系列の「北の国から」「白線流し」などに連なる“地方モノ”となる。
生田が演じるのは、派遣社員としてそこそこの生活を送っていながらも、突然、契約を切られてしまう主人公・小平丈太郎。それをきっかけに7年間付き合っていた彼女に別れを告げられ、実家に戻ってみても役所勤めの堅実な弟がいて居場所がない。そんな中、たまたまインターネットで「地域おこし協力隊」の募集を見つけ、縁もゆかりもない高知県四万十市に向かうことになるキャラクターだ。
30歳を目前にした、いわゆるロスジェネ世代の主人公について、演じる生田は、「精いっぱい生きていく中で、ふと立ち止まって振り返ってみると、このままでいいのだろうかと不安になったり、急に焦り出したりするというのは、僕らの世代にとってとてもリアルな感情だと思います」と共感。また、地方を舞台にしたドラマには「北の国から」「白線流し」といった作品があるが、「そういった素晴らしい作品を、僕らの年代でも作れるんだという証しにしたいと思っています」と意気込む。
ヒロイン・二階堂かほり役には、真木よう子。がんの研究医として医療の最前線で働くものの、生まれ故郷・四万十に臨床医として派遣されることになり、その途上でたまたま一緒になった丈太郎に同じ「都落ち組」として勝手に親近感を抱かれることになる役回りだ。ほかに、「地域おこし隊」の隊長・藤井純一を桐谷健太、看護師・森下彩花を香椎由宇、彩花と同棲している恋人・松本弘樹を柄本佑、町の実力者の一人娘・今井春菜を木村文乃、かほりの姉・島田さよりを国仲涼子が演じる。
成河広明プロデューサーは、現代のロスジェネ世代を主人公にした本作について、「彼らが自らの壁、悩み、夢などと向き合う姿を真摯(しんし)に描く、現代の群像劇を制作したいと思いました」と制作意図を明かすと、そのために確かな演技力のある俳優陣をそろえたと豪語。演出には「リーガル・ハイ」「ストロベリーナイト」「謎解きはディナーのあとで」でも成河とタッグを組んだ石川淳一。脚本は、草なぎ剛主演「僕」シリーズで知られる橋部敦子が手掛ける。(編集部・福田麗)
ドラマ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」は10月より毎週火曜日午後9時~9時54分、フジテレビにて放送