錦戸亮、堀北真希と初共演!3年ぶり映画単独主演の『県庁おもてなし課』
関ジャニ∞・錦戸亮が、堀北真希と初共演する『県庁おもてなし課』で3年ぶりに映画単独主演を務めることが明らかになった。「図書館戦争」などで知られる作家・有川浩の同名小説を原作にした本作は、高知県に実在する「おもてなし課」を舞台に、やる気はあるが空気の読めない県職員・掛水史貴(錦戸)が、柔軟な発想力のあるアルバイト・明神多紀(堀北)と共に、悪戦苦闘しながら高知県をアピールするさまを描いたラブストーリーだ。公開は来年5月を予定している。
2010年の映画『ちょんまげぷりん』以来、3年ぶりの映画単独主演となる錦戸は、生まれも育ちも高知県という県庁職員を演じるにあたり「大阪出身ですが……」としつつも、「一人前の『いごっそう』(土佐弁で『快男児』という意味)に成長する姿をたくましく演じられるよう頑張りたいと思います」と意気込む。劇中ではパラグライダーにも挑戦するといい、「空から見下ろした高知県、日本の素晴らしさを掛水と共に、僕自身もたくさん気付けるんじゃないかな? と大変楽しみにしています!」と撮影開始を待ち望んでいる様子だ。
一方の堀北は、主演を務めたNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」が先日クランクアップしたばかり。「原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います」とコメント。撮影は高知県の全面協力の下、9月よりスタートする予定だ。
原作者の有川にとって、監督を務める三宅喜重、そして脚本を手掛ける岡田惠和の二人は、2011年公開の映画『阪急電車 片道15分の奇跡』に続く再タッグ。それだけに「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとてもうれしいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました」と心境を明かしている。
2011年に発表された原作小説は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の「BOOK OF YHE YEAR 2011」の総合ランキング・恋愛小説ランキングで第1位を獲得し、第3回ブクログ大賞・小説部門大賞を受賞。すでに発行部数20万部を突破している話題作だ。映画化にあたっては、原作者の地元でもある高知県の大自然の景色をふんだんに盛り込むという。出演は錦戸と堀北のほか、高良健吾、関めぐみといった若手実力派俳優がそろっている。(編集部・福田麗)
映画『県庁おもてなし課』は2013年5月、全国公開予定