戸田恵梨香、不倫・裏切り・殺人に翻弄されるヒロインに!「書店員ミチルの身の上話」でNHK初主演
女優の戸田恵梨香が、来年1月スタートのNHKよる☆ドラ「書店員ミチルの身の上話」で主演を務めることが明らかになった。本作がNHKドラマ初主演となる戸田が演じるのは、平凡な人生を送るはずが、ふとした拍子に2億円の当たりくじを手に入れたことから運命が大きく狂い始めるヒロインだ。
佐藤正午の小説を原作にした本作は、地方都市の書店に勤める平凡な女性・ミチルが主人公。恋人・久太郎がいながらも、東京から来る出版社の営業マン・豊増と不倫中のミチルはある日、帰京する豊増と一緒に東京に出て、そのまま居着いてしまう。だが、東京に来る直前に職場の同僚から頼まれて買った宝くじが1等・2億円の当たりくじだとわかって……1枚の当たりくじが、ミチルとその周辺の人々の運命を狂わせるさまを描いたサスペンスだ。
ドラマは、「ミチルの夫」を名乗る男が、妻の「身の上話」を語るというスタイルで進行する。東京でのミチルの唯一のよりどころとなる幼なじみ・竹井の意外な正体や不倫相手・豊増の謎の失踪、ミチルを探して上京した恋人・久太郎が巻き込まれる事件、そして殺人など、じわりじわりと怖さが迫ってくるストーリー展開が見どころだ。
幼なじみ・竹井を高良健吾が、恋人・久太郎を柄本佑が、不倫相手・豊増を新井浩文が、夫を名乗る男を大森南朋が演じるなど、実力派俳優陣が勢ぞろいしているほか、今年3月に柄本と結婚した安藤サクラも本作に出演しており、夫婦共演が実現。撮影は今年10月からスタートする。(編集部・福田麗)
NHKよる☆ドラ「書店員ミチルの身の上話」は来年1月8日よりNHK総合にて放送(連続10回)