桂歌丸、アニメ映画声優初挑戦!竹中直人、劇団ひとりと直木賞作家原作アニメで共演!
直木賞作家・桜庭一樹の小説が原作のアニメーション映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』のゲスト声優が発表され、落語家の桂歌丸がアニメ映画声優に初挑戦することがわかった。
山から江戸へとやって来た猟銃使いの少女・浜路と、犬と人間との血を引く「伏」との物語を描く本作。歌丸は、桜庭がアレンジの基にした「南総里見八犬伝」の作者・滝沢馬琴という、重要な役どころを演じる。
2006年のテレビアニメ「落語天女おゆい」に本人役で出演した歌丸だが、アニメ映画は初挑戦。メガホンを取る宮地昌幸監督は「気品、孤高さ、色艶、江戸の風……そしてキュートさ。馬琴と歌丸師匠。たった一人で沢山の観客を沸かせるお二人の姿が、どこかで重なって見えてきた」とその存在感を称賛している。
歌丸のほかにも、浜路を江戸へ送り出す住職役で竹中直人、男手一つで息子を育てる香具師・世四郎役で劇団ひとりがゲスト出演。本作には水樹奈々はじめ、宮野真守、納谷六朗、寿美菜子、宮本佳那子、坂本真綾、神谷浩史ほか、実力派にベテラン声優を加えた豪華声優が集結しており、彼らとの共演を通してゲスト声優陣が見せる芸達者ぶりにも注目したいところだ。(編集部・入倉功一)
映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』は10月20日よりテアトル新宿ほか全国公開