「モンハン」実写映画化を企画中!『バイオハザード』シリーズ監督が衝撃告白!
今月14日から公開されるミラ・ジョヴォヴィッチ主演映画『バイオハザードV:リトリビューション』の監督・脚本・製作を務めたポール・W・S・アンダーソンが、10年以上にわたり製作に関わってきた本シリーズへの思いを語った。
2001年に製作されたシリーズ1作目『バイオハザード』は、妻であり、主人公のアリスを演じてきたミラとの出会いをもたらした作品。「彼女から、ゲームの大ファン! わたししか演じられる女優はいないって熱烈なアピールを受けたんだ。あのとき、彼女を主演に決めなかったら今の僕はいないよ」アンダーソン監督は今でも二人の出会いをうれしそうに話す。
夫婦そろってゲームが大好き。子どもを寝かしつけた後は、何時間も一緒に遊んでいるといい、「もちろん、ゲーム版の『バイオハザード』シリーズも遊び尽くしているよ。僕らは本当にあのゲームが大好きなんだ」と熱っぽく語るアンダーソン監督。本作にも、ゲームをしているときのようなハラハラ感いっぱいのスリルを存分に取り入れた。「観客がアリスと一緒にミッションをクリアしていく感覚は、この映画の醍醐味(だいごみ)だと思う。さらにアクションも今までで一番激しいから、観ていてきっとスカッとするはずだよ」
前作に続き、3Dにもとことんこだわった。脚本も3D映像を前提に執筆したというアンダーソン監督は、「この作品は絶対に3Dで観てほしい!」と熱く語る。「こういうシーンを入れたら、3Dになったときに迫力が出るんじゃないか? って考えながら脚本を書いた。だから、最高の3Dが出来上がったと思うよ」と自信たっぷり。さらにヒットメーカーは、ファンへのサービスも忘れない。アリスを取り巻くキャラクターについて「ミシェル・ロドリゲス演じるレインをはじめ、ジル、レオン、エイダと、今回もファンが熱狂するキャラクターたちを大集合させた。全員最高にかっこいいから、楽しみにしていて!」というアンダーソン監督。
製作されるたびに記録を塗り替え、前作はシリーズ史上最高の大ヒットとなった同シリーズ。「1作目がベストだった」と言わせない面白さは、すべてミラとアンダーソン監督の作品に掛ける愛情のたまものだ。常にゲームファンの期待に応え続けてきた監督が、次に映画化を狙う作品は何なのか? 聞くと「最近は『モンスターハンター』が大好きなんだ! 今映画化を企画中なんだよ」とニッコリ。「モンスターハンター」は、「バイオハザード」シリーズと並ぶカプコンの人気ゲーム。「ゲームオタク」を自称し、カプコンから絶対的な信用を得ているアンダーソン監督が、バイオハザードに続き「モンハン」を映画化する日は、そう遠くないかもしれない。(編集部:森田真帆)
映画『バイオハザードV:リトリビューション』は9月14日より全国公開