伊藤淳史&水川あさみ、バーベキューで一致団結!「はじけた」
24日、BS時代劇「猿飛三世」の会見がNHKで行われ、主演の伊藤淳史とヒロインの水川あさみらが出席し、過酷な撮影やアクションシーンの裏側を語った。
撮影は、映画『るろうに剣心』でアクション監督を担当した谷垣健治をスタッフに迎え、7月より猛暑の京都で開始。本格アクション初挑戦の伊藤は「今までで一番ハードでした」と振り返り、「外は立っているだけでも汗が止まらなくて、やっとセットに入れると思ったら中はもっと暑くて」と苦労をコメント。
それでも撮影が進むうちに練習で筋肉や体力がつき、「今では自分から(猿飛)佐助としてアクションを提案できるようになったんです。初回よりアクションの量は増えて、最終回は半分くらいがアクションじゃないかと思うほど頑張りました」と胸を張った。
そんな伊藤の成長ぶりに、ヒロインに扮(ふん)した水川も「最初と比べて最後の方のアクションはびっくりするくらいすごくて、感動して初めてかっこいいなって思いました」と大絶賛。水川自身もちょっぴりアクションに挑戦し、「伊藤君たちが殺陣をするのをずっとうらやましく見ていたので、最後の方でやっと薙刀(なぎなた)を振り回すシーンがあって楽しかったです」と笑顔でアピールした。
ほかにも、連日撮影時間が押すのはあたりまえ、時には森の中の危険な場所でロケを行うなど過酷を極めたという同作。そんな現場にも伊藤は「毎日が楽しいです。みんなきついけど、だんだん『やるしかない』って気持ちになってきたんです」と力強いコメント。その団結には伊藤の提案も一役買っていたそうで、水川は「忙しい中、伊藤君が提案したバーベキューでみんなはじけたね。あれでやっとみんなでわいわい話せるようになって、楽しかった」と大変だった撮影のホッとしたひとコマを明かしていた。
同作は山奥の忍びの里に生まれたさえない忍者・佐助(伊藤)が、ひょんなことから陰謀に巻き込まれている小藩の家老の娘・お市(水川)と出会い、悪と戦い成長していく姿を描く痛快娯楽時代劇。伊藤が体を張って挑んだアクションのほか、お市のと恋の行方にも注目だ。(取材・文:中村好伸)
BS時代劇「猿飛三世」は10月12日よりNHK BSプレミアムにて放送