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『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に影響されてパイロットになりすました男が逮捕

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 飛行機のパイロットになりすましたことで逮捕されたイタリア人男性が、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を参考にしたと供述していることが明らかになった。

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』フォトギャラリー

 アンドレア・シルロと名乗っている容疑者は、航空機のパイロットのふりをしてコックピットに潜入。そのまま、第3パイロットとしてミュンヘンからトリノまで搭乗した。だが現地時間21日にイタリア・トリノ空港で現地警察により逮捕。身分証明書とユニホームを偽造しており、身分詐称ならびに安全危害罪に問われている。

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 guardian.co.ukによると、同容疑者は、スティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に影響されたと供述しているとのこと。同作は、実在の天才詐欺師フランク・W・アバグネイルの原作を基に、彼を追うFBI捜査官との追跡劇を描いた作品で、ディカプリオが作中、パイロットになりすまして世界中を飛び回る描写がある。

 同容疑者はFacebookでもパイロットであると自称しており、ページには航空機の前でポーズを取った画像も掲載。実話ベースの映画作品にはうそみたいな本当の話が多いとはいえ、まさか実際に模倣する人がいるとは製作陣も驚きに違いない。ちなみに、同容疑者が搭乗したルフトハンザドイツ航空は、この件についてノーコメントを貫いている。(編集部・福田麗)

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