「サイボーグ009」が月面ナチスに宣戦布告!『アイアン・スカイ』と夢の対決!?
故・石ノ森章太郎による人気マンガの映画化『009 RE:CYBORG』のサイボーグ戦士から、月からのナチス軍による地球侵略を描くSF『アイアン・スカイ』に登場する、月面ナチスに向けた宣戦布告コメントが発表された。双方の作品をPRする、ユニークなコラボレーションとなっている。
月面ナチスと009によるこの異色コラボは、ゼロゼロナンバーサイボーグの中でも、全身兵器のサボーグ004ことアルベルト・ハインリヒがドイツ出身であることから実現したもの。アルベルトに加え、003ことフランソワーズ、そして009こと島村ジョーも、月面ナチスに真っ向から挑戦するコメントを叩きつけている。
ドイツ特殊部隊GSG-9訓練教官でもあるアルベルトは「俺がナチをどれだけ嫌ってるかだって? 随分と面白い質問じゃないか」と相当なナチス嫌いを告白。その上で「そうだな、この身体に組み込まれている武器全部をお見舞いしても足りないな。悲劇は決して、繰り返させん」と負の歴史を繰り返さないという、硬い決意を明かしている。
さらにフランソワーズが「月面ナチスを見つけたわ!これは、我々で倒すしかないわね!!」といえば、009ことジョーも「月面ナチスがどんなに強くても、僕には心から信じられる仲間達がいる。だから、僕は闘う!!」と力強くコメント。世界一の科学力をうたう月面ナチスとサイボーグ戦士たちという、実に興味深い夢(?)の対決に想像が膨らむコメントとなっている。
『アイアン・スカイ』は世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募り、約1億円ものカンパを集めた異色SF。第2次世界大戦敗北後、月の裏に逃げ込んだナチス軍が、地球侵略のため大宇宙船団を率いて舞い戻るという、衝撃のプロットが話題となった。(編集部・入倉功一)
映画『アイアン・スカイ』は9月28日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開