フー・ファイターズ、活動休止 解散については否定
ロックバンド、フー・ファイターズが活動休止を宣言した。現地時間先月29日に行われたライブで、フロントマンのデヴィッド・グロールが明かした。代理人は、同バンドが活動休止することを認めた上で、「解散ではありません」とコメントしている。
フー・ファイターズは29日、ニューヨークで行われたザ・グローバル・ミュージック・フェスティバルに参加。6万人のファンの前でデヴィッドは「これから当分の間、ライブをすることはない。だから、短い時間だけれど、このライブではできるだけ多くの曲をやりたいと思う。本当のことを言うと、次にいつライブをやれるかもわからないんだ」と発言。このことはMTV.comほか複数のメディアに取り上げられ、解散もささやかれた。
だが、MTV.comの取材に応えた同バンドの代理人は、解散説を否定。その一方で、活動休止がどれくらいの期間にわたるのかは明かさなかった。
フー・ファイターズは、ニルヴァーナのドラマーだったデヴィッド・グロールのソロプロジェクトとして1995年にスタート。その後メンバーを加え、正式にバンドとして活動開始した。2008年にも活動休止しており、復帰後初のアルバムとなった「ウェイスティング・ライト」は第54回グラミー賞を5部門で受賞した。(編集部・福田麗)