動物愛護団体が「ポケモン解放運動」を開始!トレーナーから虐待されていると主張
動物愛護団体PETAが、人気ゲーム「ポケットモンスター」からポケモンを解放するべく「ポケモン解放運動」を開始して話題になっている。
今回のキャンペーンはゲームソフト「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」の北米を含む海外発売に合わせて行われたもの。PETAは「何世代にもわたってポケモンは残酷なトレーナーたちによって苦しめられてきた」「子どもたちはゲームをプレイすることで、ポケモンは人間から虐待されるために存在していると信じるようになった」と主張し、「われわれはピカチュウそして彼の友達のポケモンたちを解放します」と宣言している。
またPETAは公式サイトに本家「ポケモン」を模したゲームまで作成。耳がちぎれ口からは血を流す、首輪を付けられたピカチュウらしきものが、血で濡れたバットを持った極悪トレーナーを通常のポケモンバトルの要領で倒すという内容で、バトル後にはピカチュウ(らしきもの)が「ポケモンは人間に虐待されるために存在しているわけじゃないんだ」という捨てぜりふを吐いて更生を促すシーンもある。
PETAはこれまでも動物の毛皮などを使ったコートやバッグを身に着けたとしてレディー・ガガ、ヴィクトリア・ベッカム、リース・ウィザースプーンをはじめとするセレブたちを非難してきた。タヌキの毛皮を身に着けているとして、ゲームキャラクターのマリオがやり玉に挙げられたこともある。(編集部・市川遥)