マイケル・ジャクソン展、開催!スリラージャケットなど生前の愛用品を一挙展示!
人気歌手の故マイケル・ジャクソンさんが生前愛用したステージ衣装やアイテム100点以上を一堂に集めた「マイケル・ジャクソン展」が日本上陸を果たし、開催前日の17日、東京スカイツリータウン内 東京ソラマチ「スペース634」でプレス内覧会が行われた。
2012年5月にチリのサンティアゴでスタートした本展は、その後ダブリン、ロンドン、パリ、ロサンゼルスを回り、日本がいよいよ世界最終開催地。コレクションは日本での公開後11月30日から12月2日の3日間、米ビバリーヒルズでオークションに出品されるため、マイケルさんゆかりの品をこれだけ一挙に見られるのはまさに最後のチャンスとなる。
会場に入ると、さっそくマイケルさんが「DANGEROUS TOUR」で着用した、ゴールドの弾薬ベルトがクロスする印象的なジャケットがお出迎え。スワロフスキーのクリスタルでびっしり覆われたクリスタル・グローブが、ガラスケースの中で輝きを放つ。
さらに音楽史を変えたプロモーションビデオとも言うべき「スリラー」で着用していたジャケットも展示されており、マイケルさんが実際に袖を通し過去には180万ドル(約1億4,400万円・1ドル80円計算)の値がついた実績もあるこれらの品々を、目と鼻の先の距離でじっくり鑑賞することができる。
この日は、マイケルさんの大ファンとして知られるデーブ・スペクターも駆け付け、「(展示内容が)予想以上で、マイケルをすごく近くに感じる。ライブや映像で着ていた、すぐわかるものばかりで感動しました。近くで見られて最高です」と興奮気味に感想をコメント。その言葉通りマイケルさんの息遣いが間近に感じられる展示内容となっているが、やはり最後はいつもの調子が抑えられなかったか、「スリラーはいいですけど、僕はスベラー」とダジャレで締め、報道陣に苦笑いを呼んでいた。(取材・文:長谷川亮)
「マイケル・ジャクソン展」は10月18日~11月12日まで東京スカイツリータウン内 東京ソラマチ「スペース634」にて開催