『ツナグ』が3位からトップに!『魔法少女まどか☆マギカ』後編は小規模公開ながら2位初登場!
映画週末興行成績
今週の動員ランキングでは松坂桃李の単独初主演作『ツナグ』が先週の3位から首位にランクアップを果たした。公開後もテレビ、雑誌、ウェブなど出演者たちによるPRが相次いでいることから、認知度もアップしたもよう。先週末の土日動員は11万7,830人、興収1億4,274万5,800円。また累計動員54万8,132人、累計興収6億4,596万5,600円となった。
続く2位には『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編]永遠の物語』がランクイン。全国43スクリーンという小規模公開ながら、土日2日間成績は動員11万7,413人、興収1億7,162万2,400円を記録する大ヒットスタートとなった。1館あたりのアベレージで399万1,219円という驚異的な成績を記録しており、興収別に集計した興収ランキングでは1位を記録している。
前週に封切られた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語』との土日対比は、動員128パーセント、興収124パーセントと前作を超える勢いで推移。関連商品の売れ行きも順調だといい、来年公開予定の続編に向け順調なスタートを切った。
3位の『アウトレイジ ビヨンド』は首位から2ランクダウン。累計動員は57万5,479人、累計興収は7億5,412万3,600円。公開6週目の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は2ランクダウンで4位だが、動員410万5,765人、興収52億311万9,700円で動員400万人、興収50億円を突破した。『ロラックスおじさんの秘密の種』は5位。累計動員31万3,746人、累計興収4億759万円を記録している。『神秘の法』は6位、公開5週目の『バイオハザードV:リトリビューション』は7位となった。
サスペンス・スリラー『推理作家ポー 最期の5日間』は8位初登場。土日興収は7万3,021人、興収8,798万3,400円。ジャニーズJr.とAKB48共演の『劇場版 私立バカレア高校』も9位に初登場。客層の男女比は1対9。全国73館の公開規模ながら、女子中高生を中心に集客し、土日2日間で5万2,657人、6,472万4,500円とまずまずの出足。また公開6週目の『最強のふたり』は11位から10位に返り咲き。累計動員も82万3,361人、累計興収が10億1,044万3,200円と、興収10億円を突破した。公開3週目の『ボーン・レガシー』は惜しくも圏外に落ちた。
今週末は、『エクスペンダブルズ2』『希望の国』『菖蒲』『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』『ATM』『マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!』『ザ・ウーマン』『ペンギン夫婦の作りかた』『演劇1』『演劇2』『伏 鉄砲娘の捕物帳』『宇宙人王(ワン)さんとの遭遇』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)