ジブリ配給の仏アニメ、続編公開決定!
三鷹の森ジブリ美術館=スタジオジブリが配給を手掛けたフランスの鬼才ミッシェル・オスロ監督のアニメーション映画『夜のとばりの物語』の続編の公開が決定した。2013年新春、新宿バルト9にて公開される。
『キリクと魔女』『アズールとアスマール』などで知られるオスロ監督。『夜のとばりの物語』では、古い映画館を舞台に、好奇心旺盛な少年と少女が映写技師と共に紡いでいくおとぎ話のような6つの物語を、ステンドグラスのように美しい色彩で描いていた。
これは、もともとオスロ監督が短編テレビシリーズ「ドラゴン&プリンセス」のために制作した5編に、新作を1編加え、映画として公開したもの。今回、そんな『夜のとばりの物語』が高い評価を得たことを受け、当初からオスロ監督も続編として公開することを希望していたという残りの5編も、映画『夜のとばりの物語 醒めない夢』として公開することが決定した。
前作では、「どれくらい私が好き?」をコピーに「愛」を描いた6編を一つの作品として公開したが、今作のテーマは「夢」。未来に思い描く夢、寝ているときに見る夢、さまざまな夢を追い求め、実現しようとする主人公たちの姿が描かれた。日本語吹き替え版の声優を務めたのは、前作に引き続き、坂本真綾、逢笠恵祐、金尾哲夫。美しいフランスアニメーションの世界を体感してほしい。
なお、前作『夜のとばりの物語』は、DVD&ブルーレイが12月5日に発売される予定。(編集部・島村幸恵)