三谷幸喜最新作『清須会議』、26名の超豪華キャスト陣が発表!史上最高のオールスター映画、誕生へ!
三谷幸喜監督が、原作・脚本・監督を務める最新作『清須会議』に出演する総勢26名の超豪華キャスト陣がこのほど発表された。
今回発表されたキャストは、 柴田勝家を演じる主演の役所広司を筆頭に、柴田と頭脳戦を繰り広げることになる羽柴(豊臣)秀吉役に大泉洋、柴田の側近・丹羽長秀役に小日向文世、信長の重心である池田恒興役に佐藤浩市が決定。また映画『THE 有頂天ホテル』以来、7年ぶりに三谷映画に出演する役所は、「愛すべき男、勝家を楽しんで演じたいと思います」とコメントを寄せた。
キャストには、さらに鈴木京香、妻夫木聡、伊勢谷友介、坂東巳之助、剛力彩芽、篠井英介、中村勘九郎、浅野忠信、寺島進、阿南健治、松山ケンイチ、でんでん、市川しんぺー、浅野和之、染谷将太、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、中谷美紀、戸田恵子、梶原善、天海祐希、西田敏行といった超豪華な俳優陣が名を連ねる。
また、西田については、本作で映画『ステキな金縛り』で演じた更科六兵衛役で登場するとのこと。監督からは、「生前の六兵衛さんを見ていただけることになりますね!」とファンの胸を躍らせる一言も飛び出した。
三谷監督は、「どの場面にも知っている顔が出ているというのは、次のシーンには誰が出るんだろうという期待も持てたり、昔の『忠臣蔵』のような懐かしさがあると思うんです。オールスター映画と呼ぶにはふさわしい作品になるはず!」と最強のキャスト陣に興奮気味。子どもの頃から持っていたイメージにぴったりのキャスティングを揃えたそうで、「歴史ファンの方もきっと納得してくださるはず!」と自信たっぷり。
秀吉役を務めることとなった大泉が「『今回の秀吉は本当の猿みたいな見た目です』という言葉にいささかの不安を感じております(笑)」とコメントしているとおり、本作では役者のビジュアルにもこだわるそう。三谷監督は、「外国人が見てもわかりやすいように、織田家はみんな特殊メイクで鼻を高くして、豊臣家はみんな耳を大きくするつもりです!」と役者たちの変身を予告。巨大な清須城のセットを東宝スタジオに作り、クランクインは11月を予定している。
三谷作品ではお馴染みの面々から、初参加となる個性派俳優、フレッシュな魅力にあふれた若手まで、実に個性的なメンバーが集結した本作。三谷監督は「かなり面白いものになると思います。笑いももちろんありますが、それ以上に人生をかけてどう会議に臨んだかを描く人間ドラマにしたい」と意気込みを見せた。
自身の生誕50周年を記念したプロジェクト「三谷幸喜大感謝祭」のラストを飾ることとなる本作は、子どものころから歴史が大好きだったという三谷監督が、本能寺の変によって織田信長が亡くなった後、日本史上初めて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の駆け引きを描く。登場人物全員がだましだまされる、人間味にあふれた武将たちの物語を、26名の精鋭役者を率いた三谷監督が、いかにして爆笑必至のコメディーに昇華させるのか? 期待は高まるばかりだ。(編集部:森田真帆)
映画『清須会議』は、2013年秋、全国東宝系にて公開