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ナタリー・ポートマンの広告がイギリスで掲載禁止 誇張表現を問題視

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今回禁止になったナタリー・ポートマンのマスカラ広告
今回禁止になったナタリー・ポートマンのマスカラ広告 - 写真:Target Press/アフロ

 ナタリー・ポートマンがイメージキャラクターを務めたクリスチャン・ディオールのマスカラ広告が、イギリスで掲載禁止されたという。英Vogue誌によると、理由は「商品の効力を誇張しており、人々に誤解を招く恐れがあるため」らしい。

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 ナタリーの写真は当初、口紅の広告のみに使用される予定だったもの。目元はアイラインとマスカラのみで、つけまつげは使用していないとディオールが明かしている。

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 The Cutによれば、撮影後に左右対称になるよう、まつげが抜けている部分や固まっている部分などは画像修整したとディオールも認めており、英広告基準局(ASA)も写真に問題はないと判断したという。しかし、「すばらしいボリューム倍増効果」「ほかに類を見ないまつげをつくり出す効果」という効力を誇張する製品のうたい文句が今回問題になったようだ。

 ASAは消費者からの苦情を受け、広告掲載の禁止を言い渡すことが非常に多いことで知られる。過去には、ダコタ・ファニングの広告が少女的であるのに官能的すぎると禁止されたり、14歳のヘイリー・スタインフェルドが線路に座り、目をぬぐっているポーズが自殺を勧めているようだとの苦情で調査、掲載禁止を言い渡している。

 ところが、今回は消費者からのクレームではなく、ライバル会社ロレアルUKからの苦情がきっかけだったとのこと。E! Onlineによると、広告に写真が修正済みであることの説明などを加えない限り、ナタリーのこの広告はイギリスでは掲載できないという。(澤田理沙)

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