激やせミニーマウスに非難殺到!13万人以上が抗議!
アメリカの高級百貨店チェーンであるバーニーズ・ニューヨークが、ホリデーシーズンの広告キャンペーンにやせすぎのミニーマウスやデイジーダックなどのディズニーキャラクターを登場させることで苦情が殺到していることがわかった。NY Daily Newsなどが報じている。
同キャンペーンに登場するミニーは、トレードマークである水玉模様の洋服ではなく、高級ブランド・ランバンのミニのドレスをまとっている。それだけでなくいつもの3等身からスーパーモデル並みの8等身に変身し、首や腕、脚が異常に長い上に極細だ。バーニーズのデザイナーはWWD.comに以前「通常の体形のミニーマウスでは、ランバンのドレスを着こなせません」とミニーの体形を改造した理由を語っていた。
ミニーのこのビジュアルには著名な女優やモデル、複数の団体が猛烈に反発。健康や人権などに関するキャンペーンを行っている団体Change.orgは「ミニーマウスの体形に高級ブランドのドレスが合わなければ、ドレスではなく体形を徹底的に変えるべきというメッセージは、女の子たちによくない影響を与えます」と同キャンペーンにやせすぎのミニーを使わないよう求めており、その意見には24日夜の時点で13万5,000以上の人々が賛同している。
これらの抗議の声に対しバーニーズとディズニーは共同で「活動家がわれわれのキャンペーンをねじまげようとしていることを悲しく思います。このやせたミニーは同キャンペーンのために作った3分間の動画の、通常のミニーが自身がランウェイを歩く姿を夢見るシーンで出てくるものです。その後彼女は、自分が同じデザイナーズドレスを着ていることに気付き幸せな気持ちになる……というストーリーで彼らはこういった情報を無視しています」との声明を出している。「エレクトリック・ホリデー」と銘打たれた同キャンペーンは11月14日より始まる予定だ。(編集部・市川遥)