R指定テディベア映画、日本公開決定!まさかの全米ナンバーワンを記録した大ヒット作!
全米で、テディベアの『テッド』というかわいらしいタイトルとは裏腹に、17歳以下の観賞は保護者の同伴が必要というR指定で公開され、まさかの週末興行成績ランキング初登場1位を記録した映画が、来年1月18日に日本公開されることが決まった。
本作がR指定を受けたのは、かわいらしいはずのテディベアが、過激発言を連発するなど、辛口ジョークが満載なため。なお、日本ではさらに厳しい15歳未満の入場を禁止するR15+に指定された。それもそのはず、この映画の主人公であるテディベアのテッドは、持ち主のジョンの願いで命を宿し、一躍「奇跡のテディベア」としてもてはやされるも、その後幻覚キノコで逮捕されて人気が急降下……現在も自堕落な生活を送っているという設定なのである。
そんなテッドの親友(持ち主)ジョンも、かつては独りぼっちのいたいけな少年だったはずなのだが、30代となった今は、テッドと一緒になって自堕落な生活を送っている。映画は、ジョンの彼女が「あたしとエロテディベアのどっちが大事なの?」と言い出したことから、テッドとジョンの関係に変化が訪れていくさまを描く。
本作でメガホンを取り、テッドの声まで担当したのは、2013年に開催される第84回アカデミー賞の司会に大抜てきされたセス・マクファーレン。本作は、人気テレビアニメ「ファミリーガイ」のクリエイターで2度のエミー賞に輝くセスの長編監督デビュー作でもある。ジョン役は、映画『ディパーテッド』で助演男優賞にノミネートされた経験もあるマーク・ウォールバーグ。ジョンに究極の質問をたたきつける彼女ローリー役には、映画『ブラック・スワン』の演技で一躍トップ女優の仲間入りを果たしたミラ・クニスと出演者も意外に豪華である。
果たして、“子どもたちは観ることができないテディベア映画”は、日本でもヒットとなるのか? 注目したい。(編集部・島村幸恵)
映画『テッド』は2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開