ブラッド・ピット、同性愛者の結婚合法化に10万ドル寄付
米俳優ブラッド・ピットが、6日に迫ったアメリカ合衆国大統領選挙で、4州で同性婚をめぐる住民投票が行われることに先駆けて、米国最大のレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの公民権団体Human Rights Campaignに、10万ドル(約800万円)の寄付を行った。People.comなど米各メディアが報じている。(1ドル80円計算)
6日に、アメリカ合衆国大統領選挙に伴い同性婚をめぐる住民投票が行われるのは、メイン州、メリーランド州、ミネソタ州、ワシントン州の4州。ブラッドはこれについて、「人々の生活や関係性が、数日中に、文字通り投票にかけられるなんて信じられない」と言及したメールをHuman Rights Campaignのメンバーや支持者たちに送ったという。
今年4月、子どもたちのために長年のパートナーだったアンジェリーナ・ジョリーとの婚約を発表したブラッドは、それまで同性婚が認められるまで結婚しないと語っていた。Human Rights Campaignの代表チャド・グリフィンは、ブラッドの援助は貴重な資源になるといい、「ブラッドと共に活動ができることを誇りに思います。基本的な公平は、選挙でも勝利することを証明します」と語ったという。(編集部・島村幸恵)