『図書館戦争』実写映画に栗山千明、石坂浩二ら V6岡田&榮倉と共演!
主演にV6の岡田准一、ヒロインに榮倉奈々を迎えて有川浩の人気小説を映画化する『図書館戦争』に、栗山千明と石坂浩二、田中圭、福士蒼汰らの出演が明らかとなった。今月8日、キャスト陣が出席した記者会見で発表となった。
本作の舞台となるのは、武力行使さえ許される不当な検閲が、法律によって認められた近未来の日本。検閲組織から「本」を守るため組織された「図書隊」の命を賭けた戦いが、図書隊員の鬼教官・堂上篤(岡田)と新米女性隊員・笠原郁(榮倉)による恋愛模様を交えて描かれる。銃弾が飛び交う迫力の戦闘シーンと、初共演の岡田と榮倉が織り成すツンデレラブストーリーが注目の作品だ。
栗山が演じるのは、原作では郁の親友でありルームメイトでもある柴崎麻子。本作アニメ化の際、周囲からキャラに似ていると言われたことを明かした栗山は「その後、原作を読んで興味を持ちました。自分が好きな作品に出演できることが、とても光栄です」と喜びを語る。また石坂は、作品に込められた社会的なテーマを称賛し「そのメッセージを一人で請け負っているキャラクターなので、責任を感じながら演じています」とコメント。また田中圭は堂上の同僚である小牧幹久、福士は郁の同期となる男性隊員・手塚光を演じる。
撮影は現在、航空自衛隊入間基地や全国各地の図書館で敢行中。岡田は「怒っているか、戦っているか、銃撃戦をしているか、といった役なので……楽しんで笠原(榮倉)をしごいています」と笑顔で撮影を振り返る。一方、榮倉を平手打ちするシーンで、本当に泣かれてしまったことを明かし「ものすごい罪悪感でその後のセリフは動揺を隠せませんでした」と苦笑する場面も。
当の榮倉は、「岡田さんにしごいていただいて、何とか演じています」と語ると「撮影中の失敗もありますが、ドジな役なので、失敗も演技だと思ってもらえれば……」と笑顔。ただ、岡田の鬼教官ぶりは予想以上だったようで、「(岡田さんは)しごいているときは楽しそうですよ。親にも殴られたことがないので、想像を超える衝撃でした」と平手打ちの痛みを振り返っていた。(編集部・入倉功一)
映画『図書館戦争』は2013年4月27日より全国東宝系で公開