ハル・ベリー、娘を連れてフランス移住は認められず

　パパラッチに追い回される生活から抜け出そうと、娘ナーラを連れてフランスに移住することを希望していたハル・ベリーだが、裁判官がこれを認めなかったとTMZ.comが報じた。

　ナーラの父親ガブリエル・オーブリーはハルが娘を連れて外国に移住することに反対し、二人は泥沼の親権争いを繰り広げていたが、裁判官はガブリエルの言いぶんを聞き入れた形となった。

　フランス人俳優オリヴィエ・マルティネスと婚約しているハルは、彼と一緒にフランスに引っ越し、結婚式を挙げる予定だと報じられていたが、計画は白紙に戻ってしまったようだ。同サイトによると詳しい判決内容は明らかにされておらず、ハルが今後、どのような手段に出るのかが注目される。

　フランスでは公の場であっても、セレブが写真を撮られたくなければパパラッチは写真を撮ることはできず、これに違反した場合、写真を撮られた側は訴訟を起こすことも可能で、パパラッチ側がしつこい態度に出た場合は起訴されることもある。ハルは、「フランスのパパラッチのほうが礼儀があり、アメリカのようにセレブを追い回さないためナーラにとっても好ましい環境」だと移住希望の理由を説明していた。（澤田理沙）