オノ・ヨーコ、ポール・マッカートニーに感謝! 解散はヨーコのせいじゃない発言をめぐり
先日、元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが同グループの解散について「オノ・ヨーコのせいじゃない」と発言したことについて、オノ・ヨーコ本人が言及し、ポールに感謝を述べた。
これまでザ・ビートルズの解散の理由はいくつか説があったものの、そのうちファンの間で特に根強かったのが、オノ・ヨーコと結婚したことでジョン・レノンの価値観に変化があり、そのことがきっかけとなってグループが解散したという説。だが先日ポール・マッカートニーは「ヨーコさんがビートルズをバラバラにしたんじゃない。ビートルズは自らバラバラになった」とインタビューで発言し、大きな話題になった。
The Observerの取材に応えたヨーコは、このことについて問われると「わたしが原因でないということはみんな知っていると思っていましたが、まだ多くの人がそう感じていたということに驚きました」とコメントすると、「それだけにポールはとても勇敢でした。『ありがとう、ポール。わたしはあなたのことが好きですし、みんながあなたを愛しています』と伝えたい気分です」と語った。
ザ・ビートルズは1970年にポールが脱退したことにより解散。その直後からジョンとポールの間ではお互いを非難するようなやり取りがあったことが知られている。(編集部・福田麗)