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細マッチョなイケメン俳優・窪田正孝の素顔は、意外にも女性に奥手なシャイ青年!

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ヤンキーから平重盛まで、幅広い役柄にチャレンジしてきた若手俳優・窪田正孝
ヤンキーから平重盛まで、幅広い役柄にチャレンジしてきた若手俳優・窪田正孝 - (C) シネマトゥデイ/吉岡希鼓斗

 映画『ふがいない僕は空を見た』で新境地を開拓した若手俳優・窪田正孝が、難役に挑んだ撮影時のエピソードや、自身の恋愛観を語った。

映画『ふがいない僕は空を見た』写真ギャラリー

 『ふがいない僕は空を見た』は、2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説の映画化作品。永山絢斗演じる高校生の卓巳と田畑智子ふんする主婦・里美との不倫関係を軸に、人間の性と生を繊細に描くエモーショナルな群像劇だ。本作で窪田が演じたのは、卓巳の同級生で、認知症の祖母と団地で極貧生活を送る少年・福田。物語の重要な役割を担う難役に臨んだ窪田は、「演じていて“自分には何もない”という感覚を本当に感じてしまい、とても苦しくて切なかったです」と撮影を振り返る。

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 これまで、アクション映画『ガチバン』シリーズの最強ヤンキーから、NHK大河ドラマ「平清盛」の平重盛まで、幅広い役柄にチャレンジしてきた窪田だが、今回の「自分の未来に絶望感を抱く高校生」という役に、少々ハードルの高さを感じていたようだ。「福田のどん底の感情をリアルに表現できるように、僕も気持ちを込めて演じました。自分では納得できる演技になったと思っています」とすがすがしい表情で語る窪田。その言葉通り、完成した映画を観れば、福田の複雑な内面が痛いくらいに伝わってくる。彼が本作で新境地を切り開いたのは間違いないだろう。

 切れ長の美しい瞳と細マッチョなナイスバディーが印象的な窪田の素顔は、意外にも「自分の殻に閉じ込もってしまうところがある」と自らが打ち明けるほど、シャイな一面を持つ誠実な青年。好きな女性に対しても、「本当は積極的にアプローチしたいけど、臆病なところがあるのでいつも見ているだけ」なんだとか。そのナイーブさが際立つバツグンの演技力で、今や映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』、そして『ふがいない僕は空を見た』と、話題作に引っ張りだこだ。将来の目標について、「作品を観てくださった人に何かを残せる役者になりたい。一つの作品で一つの役割を果たすという、基本的なことを極めたいです」と真摯(しんし)に語る窪田が、より大きく羽ばたく日が楽しみだ。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『ふがいない僕は空を見た』は11月17日より全国公開

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