鈴木福、「はやくお酒が飲めるようになりたい」と驚きのおマセ発言!
20日、東京国際フォーラムで『映画 妖怪人間ベム』完成披露試写会が行われ、妖怪人間のベム、ベラ、ベロ役を務めたKAT-TUNの亀梨和也、杏、鈴木福がそろって登場し、撮影中の和気あいあいとしていたエピソードを明かした。
2011年10月から12月まで日本テレビ系列で放送され、最高視聴率18.9%の高視聴率をマークした「妖怪人間ベム」。映画の完成に亀梨は感無量の面持ちで、「まばたきも、汗をかいてもいけなく、撮影が7月、8月だったので、そこが一番苦労しました」と妖怪人間役ならではの撮影秘話を告白。杏はワイヤーアクションについて振り返り、「きっと空を飛べたらこんな気持ちなんだなと思いながら、楽しかったです」とコメント。また、初恋シーンが話題の鈴木は「(相手の女の子を)おぶっているシーンは一生懸命演じたので観てください」と元気にアピールした。
映画の撮影はドラマからおよそ半年後に開始。ドラマで培ったチームワークはさらに増し、撮影中には鈴木の算数や漢字のドリルを三人で一緒に解いていたエピソードも披露。亀梨が「三人集まるとみんな小学生低学年みたいになちゃって、僕が1年生、福くんが2年生、杏さんが3年生で僕が一番下でした」と三人で遊んでいた時の様子をおどけながら話すと、鈴木も「すごく良くしてもらいました」と大きな声で感謝を述べた。
舞台あいさつの終盤では、作品の「はやく人間になりたい」というセリフにちなみ、「なりたいもの」をテーマにトークを展開。杏が「お片付け上手になりたい」と語ると、鈴木は「大人になって夜遅くまで撮影したりお酒を飲みに行ったり、あと仮面ライダーになりたい」と言い、おマセな発言と子どもらしい発言の入り混じったコメントで会場を沸かせた。そして、締めのコメントを求められた亀梨が「早くたくさんの方に観ていただきたい」とうまくまとめると、会場はさらに大きな拍手に包まれた。
『映画 妖怪人間ベム』は醜い容姿ゆえに嫌われながらも、いつの日か人間になることを願う妖怪人間のベム、ベラ、ベロの葛藤の日々を描いたヒーロードラマ。テレビドラマ版で、人間になることよりも人間を助けて生きていくことを選んだベムたちが、放浪の末にたどり着いた街で遭遇する不可解な事件やベロの初恋を描く。舞台あいさつにはほかに北村一輝、筒井道隆、観月ありさ、狩山俊輔監督も出席した。(取材・文:中村好伸)
『映画 妖怪人間ベム』は12月15日より全国公開