剛力彩芽、月9初主演!人気ミステリー「ビブリア古書堂」がテレビドラマ化!
剛力彩芽が、累計310万超の人気ミステリーを原作にしたドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(2013年1月スタート)で月9初主演を務めることが明らかになった。2011年1月の月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で本格的なドラマデビューしてからわずか2年での同枠の主演抜てきに、剛力は「新たなスタートというのもおかしいですが、初心に戻ったような感覚です。自分の中で思い入れのある大切なドラマ枠で、主演ができるのはすごくうれしいです」と心境を明かしている。
三上延による原作は、鎌倉にある古書店・ビブリア古書堂を舞台に、本にまつわる謎を解き明かすミステリー作品。現在までに3巻が刊行され、累計310万部を突破。今年には文庫作品として初めて本屋大賞にノミネートされた人気シリーズだ。剛力は、極度の人見知りでありながら、本について語るときだけは雄弁になる主人公・篠川栞子を演じる。普段のイメージとは正反対に思えるキャラクターについて、剛力は「今までは、言いたいことをはっきり言うような感情を表に出す役や、ずっと笑っているような明るい女の子の役が多かったので、今回はわたしにとって新たな挑戦になると思います」と意気込んでいる。
本格的なドラマデビューからわずか2年での月9主演は異例のスピード。「月9ドラマは、小さいころから見ていて、わたしの中で、“一番すごいドラマ”というイメージがあります。“本当にわたしでいいの?”と思ったりもしますが、とにかく皆さんの期待に応えたいです。中学校の卒業式で、母への手紙に“いつか月9ドラマに出るから”と書いたことがあるくらい、当時から憧れていました」と剛力も夢の舞台に興奮している様子だ。
小原一隆プロデューサーは、剛力の起用理由について「明るく元気で社交的なイメージが強いと思いますが、これまでの作品のふとした瞬間に見せるアンニュイな表情や、もの思いにふける雰囲気など、イメージとは対照的なお芝居も、とても魅力的な女優さんだと以前から感じていました」と明かすと、「そうした部分が、僕のイメージしていた篠川栞子という2次元のキャラクターに良い形で息吹を吹き込んでくれると思い、オファーさせていただきました」とコメントしている。
撮影は今年12月よりスタート予定。原作の魅力であるミステリーと人間ドラマの融合はもちろんのこと、月9ならではの恋愛要素も盛り込んでいくといい、ファン待望の映像化がどのような仕上がりになるのか、楽しみな人も多いに違いない。(編集部・福田麗)
テレビドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」は2013年1月にフジテレビにてスタート 毎週月曜午後9時~9時54分