ビョーク、活動休止…声帯ポリープ切除手術のため
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで知られる歌手のビョークが、声帯ポリープ切除手術のため、現在活動を休止しているとオフィシャルサイトで発表した。ビョークは、今年前半のイベント出演を喉の不調のため欠席していた。
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オフィシャルサイトに寄せたメッセージ内で、ビョークは数年前から声帯にポリープができていたことを告白。約4年にわたって食事療法などを続けていたものの、最近になってレーザー治療手術を行うことを決断。すでに行われた手術は無事成功したといい、「再び澄んだ声を出せることはこの上ない喜びです」と現在の心境を明かしている。
手術を行ったこと、そしてそれに伴う活動休止の発表が遅くなったことについて、ビョークは謝罪。「今年初めにはいくつか仕事をキャンセルしてしまい、申し訳ないと思っています。ですが、手術が成功したと確信できるまで、このことは伏せておきたかったのです」と事情を説明し、来年中の復帰に向け、現在準備を整えている最中であることを明かした。
ビョークは来年3月に開催されるライブイベントに出席予定となっている。
アイスランド出身のビョークは、「ザ・シュガーキューブス」のボーカルとして活動した後、ソロデビュー。2000年には映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に主演し、同作では劇中音楽も担当。グラミー賞とアカデミー賞の両方にノミネートされるという快挙を達成したほか、女優としてもカンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。(編集部・福田麗)