ティム・バートン、新宿ビックロでファンをお出迎え!握手・ハグ・サインの大サービス!
ティム・バートン監督最新作『フランケンウィニー』の制作過程を紹介する展覧会「フランケンウィニー アート展」のオープニングセレモニーが4日に新宿・ビックロで行われ、来日中のバートン監督が出席。プロデューサーのアリソン・アベイト、株式会社ユニクロ代表取締役会長兼社長の柳井正氏らとテープカットを行ったほか、先着50名の来場者を自ら出迎える大サービスを行った。
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バートン監督は「この場に立てて光栄。今回の展示会は、『フランケンウィニー』がどのように作られたか知っていただける素晴らしい機会になると思います」とにっこり。そのほか「日本は特別な場所で大好き。日本の皆さんは素晴らしい人ばかり」などと親日コメントを連発した。終了後は先着50名のファンを出迎え、一人一人と握手やハグ、サインなどにゆっくり丁寧に応じ、時間を気にする周囲のスタッフをやきもきさせていた。
一方、バートン監督に「ウェルカム・トゥ・ビックロ!」と呼びかけ握手で出迎えた柳井氏は映画について「想像力をかきたて、生と死、愛と友情をテーマにした、子どもから大人まで楽しむことができる素晴らしい作品。この展示会も素晴らしいけど、映画のほうがより素晴らしいです」と絶賛していた。
世界6か国(スペイン、アメリカ、メキシコ、カナダ、イギリス、フランス)を経て、アジア唯一の開催地となるここ日本での展覧会場に選ばれたビックロ。会場ではバートン監督によって描かれたオリジナルスケッチや線画から、映画で実際に使用された小道具、セットやパペットにいたるまで見ることができる。さらに映画公開記念のユニクロ限定グラフィックTシャツなどに加え、ビックロでしか手に入らないフランケンウィニーグッズも販売する。
本作はバートン監督が映画『フランケンシュタイン』(1931年製作)にオマージュを捧げて1984年に発表した短編映画を、再び自身の手で長編アニメ化したモノクロの3D作品。天才科学少年ヴィクターが、不慮の事故で命を落とした愛犬スパーキーの蘇生に挑んだことから起きる騒動を描く。バートン監督自身の少年時代の愛犬との思い出が物語の原点となっており、ストップモーションアニメの技法で制作されている。(古河優)
「フランケンウィニー アート展」は12月4日~23日に東京・ビックロ ユニクロ新宿東口店1階にて開催
映画『フランケンウィニー』は12月15日より全国公開