宮迫の胃がん報道にジャガー横田の夫・木下医師が見解示す
ジャガー横田の夫で、タレントとしても活躍する木下博勝医師が、胃がんの疑いがあると報じられているお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之についてオフィシャルブログで言及、「早期の段階である可能性が高いと考えます」と医者としての見解を示している。
何度か宮迫と共演したことがあるという木下は3日付のブログ記事で、つい最近まで元気な姿を見せていた宮迫の“胃がん報道”に驚いたと明かす。しかし「自覚症状がなく、健康診断で偶然に発見されたとの事で、早期の段階である可能性が高いと考えます」とあまり重症ではないのではないかと推測した。
早期の胃がんはがんがどの深さまで進行しているかで大まかに2種類に分けられるといい、最も浅い進行度だと「胃の中に内視鏡を入れて、内側からがんを切除するEMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)」を、もう少し深い粘膜下層までの進行だと「開腹手術や腹腔鏡手術」を選択することが多いとのこと。
粘膜下層までの進行だったとしても「以前とは違って、縮小手術と言いまして、胃の出口を残したり、リンパ節郭清の範囲を狭めたりするのが一般的になっています」と説明している。
「早期の胃がんは、いわゆる治るがんでして、治療を受ければ、95%以上の方が助かります」と力強いメッセージを送った木下は、宮迫の順調な回復と復帰を願うと締めくくっている。(朝倉健人)