加藤清史郎主演で『忍たま乱太郎』を新たに実写化!「仮面ライダー」監督による忍者アクション!
テレビアニメ「忍たま乱太郎」が加藤清史郎主演で実写映画化され、『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』として2013年7月に公開されることが明らかになった。2011年の実写映画に続いて主人公・乱太郎を演じる加藤は今回、ワイヤーなしで彦根城の岩壁を登るというアクションにもチャレンジ。アクションが大好きだというだけあって「5メートルくらいの大きな岩壁だったのでスリルが味わえて楽しかったです」と強心臓ぶりを見せつけている。
テレビアニメ放送開始20周年となる2013年に再び実写映画化されることについて、加藤は「また乱太郎を演じることができて、とてもうれしいです」と大喜び。「前作では、現場でみんなとけんかすることもありましたが、今回はけんかすることがなくなったので大人になったかな、と思いました」と撮影を振り返り、乱太郎と共に自身も成長していることを実感している様子だ。
今回監督を務めるのは、「平成仮面ライダー」シリーズなどで知られる田崎竜太。原作の世界観は大事にしつつもCGなしの新たな忍者アクション映画にするといい、「爽快なアクションシーンにこだわりました」と自信。「『忍者』は日本映画の中でもファンタジックでアクション満載になる可能性を持っているジャンルだと思います。忍びの世界と学園ものを融合させたところが原作の最大の魅力でしょう」と実写版でもその魅力を生かしていく方針だ。
実際、一人前の忍者を目指す子どもたちが仲間と共に成長していくという点が『ハリー・ポッター』と共通していることから、海外での注目度は急上昇中。映画完成前にもかかわらず、すでに各国からオファーや問い合わせが殺到し、インドネシアでの公開が決定しているほか、ハリウッドリメイクも今後具体的な交渉に入っていくとのこと。田崎監督は「海外の方たちには本作を通して忍者というキャラクターの新たなる可能性を感じていただけたらと思います」と海外進出にも意欲を見せている。
子どもたちに人気のある「忍たま乱太郎」と「仮面ライダー」がタッグを組み、まさに無限の可能性を秘めている本作。乱太郎を加藤が演じるほか、きり丸を林遼威が、しんべヱを神月朱理が演じることも併せて発表されている。(編集部・福田麗)
映画『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』は2013年7月公開予定