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ジョーカー演じたヒース・レジャー、バットマン役オファー断っていた

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ヒースが演じたジョーカー、まさに映画史に残る悪役となった
ヒースが演じたジョーカー、まさに映画史に残る悪役となった - Paul Kane / Getty Images

 映画『ダークナイト』で悪役ジョーカーにふんし、アカデミー賞に輝く怪演を披露した故ヒース・レジャーが、当初はバットマン役での起用が検討されていたが、それを拒否していたことが明らかとなった。

映画『ダークナイト』写真ギャラリー

 本作は、クリストファー・ノーラン監督が手掛ける新たな「バットマン」シリーズの第2弾。ノーラン監督は11月、ニューヨークにあるリンカーン・センターのフィルム・ソサエティーで本作について語り、シリーズ1作目『バットマン ビギンズ』でヒースをバットマン役に検討していたことを明かした。しかしヒースはこのオファーを拒否、「スーパーヒーロー映画には絶対に出演しない」と断言したという。

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 その後ヒースは『バットマン ビギンズ』を観たことで考えを改め、ジョーカー役を希望。その役づくりは何か月にもおよんだといい、「脚本が完成する前に彼をキャスティングしていたんだが、ヒースはその時点から取りつかれたように役づくりをしていた」とノーラン監督。それだけに、完成した脚本を、ヒースが気に入らなかったら……と気が気ではなかったようだ。

 実際にはヒースは脚本に満足し、まさに映画史に残る悪役としてジョーカーを怪演。しかしその後、不眠症に悩まされるなどしたヒースは、複数の薬の併用摂取が原因で、2008年の1月、映画の公開を待たずして死去。彼の演技は多大な支持を集め、その年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞している。(西村重人)

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