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森光子さんはジャニーズのお母さん…近藤真彦、本葬で弔辞

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優しいほほ笑みをとらえた森光子さんの遺影
優しいほほ笑みをとらえた森光子さんの遺影

 7日、11月10日に肺炎による心不全のため92歳で亡くなった女優・森光子さんの本葬が東京都青山葬儀所で営まれ、俳優の近藤真彦と女優の黒柳徹子らが弔辞を読み上げた。またこの日は、森さんが生前わが子のようにかわいがっていたジャニーズ事務所のタレントたちも多く訪れて故人をしのんだ。

森光子さん本葬の様子

 森光子さんは1935年に芸能界デビュー。上演2,000回を越える舞台「放浪記」のほかテレビドラマ「時間ですよ」など幅広く活躍。2005年に文化勲章、2009年には女優として初の国民栄誉賞を受けていた。

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 祭壇は森さんの温かい人柄を表現。舞台「放浪記」で森さんがファンへ感謝の気持ちを込めて行っていた三方礼にちなみ、花言葉が「感謝」のダリア、フリージア、カスミソウ、「愛」の赤いバラ、胡蝶蘭・チューリップで飾られた。その真ん中には今にも優しく語りかけてきそうに優しくほほ笑む森さんの遺影が置かれ、弔問に訪れた人々を迎えていた。

 森さんと親交の深かったジャニーズ事務所の代表として弔辞を読んだ近藤は「あなたは日本のお母さんでした。今でもそうです。そんなあなたがジャニーズのお母さんにもなってくれました」と語り掛け、時折声を詰まらせながら「東山(紀之)をはじめ、一人一人に森さんとの楽しい思い出があります。あるときには誕生日やクリスマスプレゼントをいただき、お手紙やファックスで優しいメッセージが添えてありました。僕の机の引き出しは、頂いた手紙とファックスでいっぱいです。僕たちはそのメッセージに何度も励まされてきました。これからも仕事でつらいときにはそのメッセージを見直して乗り越えていきます」と感謝の気持ちを述べた。

 また、50年来の交友があった黒柳は「放浪記」の舞台に立った当時の衣装で出席し、森さんとの舞台やプライベートの思い出と共に「女学校の上級生と下級生のような関係で50年お世話になりました」と故人をしのんでいた。この日の葬儀には、そのほかに嵐(大野智櫻井翔相葉雅紀二宮和也松本潤)、志村けん米倉涼子三浦友和石田純一工藤静香ら多くの弔問客が訪れた。(取材・文:中村好伸)

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